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校長ブログ

7月31日まで講習だった本校も、いよいよ本格的な夏休みに入りました。この期間に中学1年は8月3日まで志賀高原で林間学校を実施し、ひとまわり大きくなって帰ってきたことと思います。海外語学研修は7月27日からイギリスのラグビースクールで実施されていますが、8月10日に帰国予定です。無事に帰って来てくれることを願っています。部活動は一斉に練習試合や合宿が入ってきます。柔道部は中学生が、関東大会・全国大会、高校生がインターハイに出場します。特に今年は高校生が初の3階級で個人戦出場・団体初出場で、それぞれ水戸・郡山で開催されます。活躍が楽しみです。
先月は7月26日~28日の日程で校長研修会に行ってきました。すでに4回目の参加なので、存じ上げている方もいらっしゃれば初めての方もいて、和やかな雰囲気の中でしっかりと研修も行い、交流も深めてきました。研修内容は多岐にわたりましたが、講演「これからの私学に求められるキャリア教育のあり方」は、とてもわかりやすく、もう一度本校の取り組みを見直していく必要があると感じました。また、東京私学協会の副会長だけで行ったパネルディスカッション「私学の進化~教育改革の動向を見据え、これからの私学教育を考える~」は、もっと時間の許す時間帯にやって欲しかったというのが正直なところです。「続きは秋の全国私学教育研究集会で」と言われましたが、開催場所は道後温泉なので、そう簡単に行くわけにもいかず、残念な思いがしました。それでもそれぞれの副会長が語る内容は、本校が今取り組んでいる学校改革・授業改革そのもので、意を強くして9月から頑張れる勇気をもらったように思います。各先生方に感謝したいと思います。
今月は21日から勉強合宿、25日から一斉出勤日で、26日の高校オープンキャンパス、31日中学の新テストへと準備を進めていきます。たまたまこの期間にパソコンのリプレイスが行われます。校外の方にはご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご了承ください。25日からは先生方ほぼ全員が、これまでのデスクトップ型+タブレットで設備が充実されていきます。9月からはその効果が授業に出てくるものと期待しています。
7月20日の生徒集会でも言いましたように、生徒達の元気な姿にまた会えることを楽しみにしています。

30年度から始まる探究総合の授業を準備するために、本校プロジェクトチームのメンバーが京都市立堀川高校、富山県立富山高校、福島県立福島高校の3校を訪問させていただきました。それぞれの学校の先生方にはご多忙中にもかかわらず、丁寧に対応していただき、ありがとうございました。本校の教員に感想を聞くと、大変衝撃を受けたようで、それぞれの学校の教育実践・生徒観に感動して帰ってきました。今後探究授業の企画・実施にどう生かされてくるか楽しみです。

7月1日(土)に、法務省が主唱している「社会を明るくする運動」の一環として、本校保護者を対象に講演会を開きました。今年で4年目を迎えたこの会は、地元保護司の方々の協力を得て、PTA会長にも呼びかけ人になっていただいて開催しています。今年は講師に千住警察署生活安全課少年第一係統括係長の古屋寛氏、演題は「足立区内における少年の検挙・補導状況と被害防止対策について」でした。地元の少年犯罪の状況や最近の少年犯罪の特徴が理解できたことや、地元保護司の方々との協力関係ができて、本校が少しでもお役にたてればと願っています。

今週は3日(月)から3日間、校内で「ごみ減量運動」を展開しています。本校生活指導係が中心になり、①美化意識の向上、②環境問題へ主体的なかかわりをはかるために取り組んでいます。昨年とは取り組み方を変え、今年は3日間という短期間を繰り返すことにより、集中して効果を上げたいと考えています。各教室のごみ箱を封鎖して、各自がコンビニ袋を用意して自宅から持ってきた物等、自分で出したごみを持ち帰ることにしています。取り組みを通じて生徒の意識改革ができればと願っています。

5日(水)には千住消防署主催の自衛消防隊の訓練審査会があります。紺地にオレンジ色の刺繍で校名を入れた足立学園のユニフォームで参加します。千住消防署管内では3つしかない「優良防火対象物」の認定を受けている本校としては、事前の練習もしっかり取り組んで参加していますが、地元事業所の強豪チームも大勢参加してきます。

6月29日(木)に本校理科教諭の原先生がJICAの海外青年協力隊としてラオスへ出発。現地で先生になろうとする人たちのために化学を教えます。原先生は、いつか私に言ったことがあります。「グローバル教育と言ってもイメージがつかめない。グローバルな感覚を養うならば自ら海外で生活しなければ…。」そう思っている時にJICAの広告が目に入ってきたそうです。今後は「チャンスがあれば現地の子どもたちとの交流の場を作りたい」とも言ってましたが、兎にも角にも私は、「無事で帰ってきてください」と祈るばかりです。

新年度が始まって2ヶ月が経ちました。本学園では前期中間考査が終わりました。すでに中学のオープンキャンパスや高校説明会も実施していますが、今年は大学入試改革に合わせた授業改革等をどう進めていくのか、どのような人材を育てていくのかが大きく問われてくることになると思います。

本学園は文理科を設置して30年が過ぎました。この30年間を振り返るとき、その果たしてきた役割の大きさとともに、時代のニーズにマッチしているか否かも検討してきました。その結果、30年度からは普通科だけにして、探究・文理・総合の3つのコースを設置することにしました(東京都へ認可申請中)。本学園は入学時の学力はそれほどでなくても卒業時には優秀な成績で卒業していく生徒が少なくありません。そうした生徒達には学科で分けるよりコース制の方がチャンスを広げていくことと思います。

主体的に学ぶ姿勢、学んだ知識を活用してさらに調べ学習や協働学習に取り組み、論理的に自分の考えをまとめあげる力、そして発表できる力を育んでいきたいと思います。さらには留学等も活用しながら幅広い教養と国際的な視野に立てる人材の育成に努めていきます。こうして本学園がこれまで追い続けてきた生徒像は、知性も感性も備えた「品格あるたくましい男子の育成」として成長していきます。

本学園創立時の初代理事長は、東京大学医学部を卒業された地元の開業医で、上杉米沢藩の側医を務めた医家七代目に当たる方でした。初代校長は地元在住で東京大学法学部を卒業され大審院長(現最高裁判所長官)を務められた方でした。私たちは学園創立期のお二人の高き志に思いを馳せながら、学校改革を進めていきます。

幸い昨年まで中学2年・3年でICT教育に取り組みながら学園全体で授業改革に取り組んできた実績を私たちは持っています。今年は高校1年生の教室・特別教室で電子黒板を設置し、改革はさらに進んでいくことになります。学校行事でも改革を進めています。高校1年で、中入生は喜多方市で農作業・農泊体験、高入生は震災講話と芋煮を含む飯盒炊爨、五色沼のトレッキングで仲間づくり。肌で感じたこと、その後の調べ学習でわかったことを合わせて小論文にまとめ上げ、発表の場を設けます。カリキュラム検討も大詰めの段階で、予定している「探究総合」の授業もプロジェクトチームを立ち上げ、京都・富山・福島の高校を視察に行きます。

ゴールデン・ウィークも終わり本格的な五月晴れの続く気候になりました。今回は中学強歩大会と高校1年校外授業についてお知らせしようと思い、発信が遅れてしまいました。

4月30日には中学全体で恒例の強歩大会で、葛西臨海公園まで往復の30㎞を歩きました。今回で強歩大会は25年目を迎えましたが、生徒実行委員長のあいさつの中にあった「みんな3時半にかえって来よう」という檄に後押しされたのか、最終の生徒でも予定より1時間早く到着しました。生徒たちに声をかけてみると、とても元気でさわやかな笑顔が返ってきました。先生方もとってもすがすがしい笑顔をしてました。そのさわやかな笑顔こそが「今年の強歩大会は例年以上に大成功」ということを物語っているだろうと思います。

5月1・2日は高校1年の校外授業で、福島県に行ってきました。中入生は喜多方市でグリーンツーリズムの協力を得て農作業・農泊体験、高入生は休暇村裏磐梯に宿泊し、震災講話と飯盒炊爨、五色沼のトレッキングを実施しました。中入生が開村式を行う押切川体育館では福島民友新聞社の取材を受けました。

一方裏磐梯はまだまだ道路の脇に雪が残り、例年より寒くて飯盒炊爨に取り組む水はさぞや冷たかったろうと思われます。生徒たちはそれぞれの班に分かれて飯盒炊爨に取り組んでいましたが、全ての炊事場を見学したところで私は喜多方市に戻りました。その後の飯盒炊爨の取り組みは大変時間がかかってしまったようで、来年度に向けては改善すべきところがあったようです。翌日は好天に恵まれ、ガイドさんの説明もあって五色沼の美しさが眩しいくらいの景色だったと聞いています。

喜多方は少々涼しい風に吹かれ、遠くに雪を被った山々を眺めながら、朝から農家を回り、生徒たちの農作業の様子を見るとともに各農家に挨拶をして歩きました。生徒の反応はどうであったか心配でしたが、だいぶ大事に扱っていただいたようで、うれしそうな顔が目立ちました。「てきぱきとやってくれるので本当に助かりました」という声をあちこちからいただきました。私は、日本の農業が抱えている課題もしっかり話して欲しかったんですけど…、と農家の方に声かけてみたら、「俺は元農業高校の校長だったんだよ。そんな話はしっかりしてあるから大丈夫」と言われ、安心しました。

生徒達からどんな作文が出てくるのか楽しみです。

29高1校外授業②

 

29年度は中学455名、高校1010名でスタートしました。始業式・入学式も終わり、いよいよ新入生はオリエンテーション、在校生は授業が開始されました。

高校1年生及び特別教室のWi-Fi環境整備と、電子黒板の設置が連休明けにも完了します。これにより、28年度は中学2年・3年に留まっていたICT機器利用の教育活動がさらに広がります。各先生方もそのための準備を進めていますし、学園全体の授業改革と併せて各教科の交流と研修をすすめていきます。

学校行事はこれまでスポーツ中心の傾向が強かったですが、アクティブ・ラーニングの精神に合わせて、改革を進めていきます。高校1年で行われる校外授業では、中入生が喜多方で農作業に取り組み、農泊を通じて日本の農業の抱える課題や農業のやりがい等について直接体験学習をします。高入生は震災学習、五色沼トレッキング、飯盒炊爨とカレーに加えて芋煮にチャレンジしながら、クラスづくり・仲間づくりにしっかり取り組みます。体験し、自分の役割を果たすことや考えをまとめることにより、今まで以上にしっかりとした学力が身につきます。これは教室の中ではできない貴重な学習です。

私は昨年、創立者である堀内亮一先生のルーツを訪ねて米沢市の上杉博物館を訪れましたが、その帰路に現地の視察に行き、高入生が宿泊する施設や喜多方市グリーンツーリズムの方々にも会ってきました。今年は本番ですので当然ながら私も参加します。私達が出かけることにより、風評被害で悩む現地の人達の励ましに少しでもなればと願っています。

高校2年生の3月には修学旅行があります。4泊5日ですが、沖縄・北海道の2方面から自分の好きな方を選んで仮担任・仮クラスを決めて取り組みます。これまで北海道はスキーで3日間とりましたのでどうしてもスキー中心になってしまいましたが、これを短縮して、これからは函館まで足を延ばして自主研修に取り組めるようにし、帰りは北海道新幹線で帰ってきます。沖縄もマリンスポーツの種目を1つ削って、平和学習の時間や沖縄の文化を学ぶ時間に割いて行きたいと考えています。

これらの取り組みはすでに始まっていて、生徒の事前学習がもっと生かされて、体験を通じて生きた学習が身についてくれることを願っています。

30年度に向けては文理科と普通科の統合と普通科の新しい3つのコース制設置(東京都へ認可申請中)をはじめ、学校改革をすすめ、生徒の学力をしっかりと付けていこうと準備を進めています。