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校長ブログ

11月は中学3年の修学旅行に行ってきました。今年は特別な団体拝観・鑑賞は行わず、3日目の茶道体験の他には、2日目午後に伝統工芸等を体験学習しました。組紐、京扇子、西陣織、真田紐、京友禅、八ッ橋、念珠等の中から班ごとに選んで学ばせていただきました。因みに私は真田紐に参加し、手織り体験とブレスレットづくりに取り組みました。骨董品等の箱を縛るのに良く使われていますが、その結び方の一つひとつにもそれぞれ考え方があり、奥の深さを感じました。

11月22日には来年度から始まる探究総合の研究授業を、探究コース・文理コース・総合コースを想定して取り組みました。当日は本校理事長や評議員、潤徳女子高校の先生方にご参加いただき誠にありがとうございました。研究授業はタブレット・電子黒板を駆使しながら、調べたことに基づいてグループ討議をし、発表に進んでいきました。私は主にC・D組の授業に参加しましたが、授業の進行にハラハラドキドキでした。授業者はもっとしんどい思いをしていたことと思います。それでも生徒たちは真剣に取り組み、しっかり自分の意見をまとめて発表しており、心を打たれました。当日他の生徒は帰れるのに、残って協力していただいた文理科1年A~D組の生徒諸君には本当に感謝しています。ありがとうございました。この経験は学校にとっても生徒にとってもきっと将来の大きな記念碑になることと思います。終了後の協議会では積極的な多数の意見が出され、意外に先生方のハードルが高いことにびっくりしました。授業者の3人の先生方、授業に参加されたすべての先生に感謝申し上げるとともに研究授業は所期の目標を達成できたことを喜びたいと思います。

11月13日には生徒集会を行い、福島県知事から感謝状とだるまをいただいたことを報告しました。今年5月に、中入生は喜多方市で農泊体験、高入生は震災講話や裏磐梯で飯盒炊爨と五色沼のトレッキングに取り組みましたが、そのお礼の感謝状です。生徒集会で現物を見せて報告したところ、生徒から拍手が沸き起こりました。私たちの取り組みが福島の皆さんの激励になればと思って実行したことですが、それを本校の生徒にも受け入れてもらえた共有感がうれしかったですね。

今年は帝塚山学院泉ケ丘中学校高等学校、明治学院中学校・明治学院東村山高等学校、東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校の3校に、ICT活用教育を視察に来ていただきました。まだまだ本校の取り組みは十分ではありませんが、見ていただくことによりさらに研鑽に努めてまいりたいと思います。

いよいよ師走です。今年は例年より寒さが厳しいという気象予報も出ています。健康に留意されながら良いお年をお迎えられることをご祈念申し上げます。

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10月27日より東京モーターショーが始まりました。2年に1回のモーターショーは日本の主力産業である自動車の未来に夢を抱かせてくれます。某新聞には8ページを使って国内外7社の広告特集を載せていました。私の独断的な指標に基づけば、一つはデザイン。未来の自動車を思わせる魅力を持っているメーカーはどこか。二つ目はCO2 排出量0に向けての取り組み。当然ながらエンジンからモーターへの時代。三つ目はAI技術の進化。あるメーカーの表現を借りれば、「ドライバーの表情や動作から疲れを感知したら運転を代ってくれる」技術は、もう目の前まで来ているようです。消費者としての立場からすればこれらの指標に合致したメーカーはどこなのかを考えます。

教育はどうでしょうか?これまでのように知識・技能に重点を置いてきた時代は大した変化も必要なかったかもしれません。しかし、新しい学習指導要領、新しい大学入試問題改革は着実に進められていきます。学校教育法にも「学力の3要素」として書かれているように、思考力・判断力・表現力をつけていかなければ、これからの未来社会では充分に仕事のできる社会人として認められなくなってくる可能性があります。

これからの時代が少子・高齢化が進み、日本人の消費力は落ちていきます。一方、AI技術の進歩により、今ある多くの職業が消えてなくなっていく時代とも言われています。新しい時代の変化にしなやかにたくましく対応していける力、困難な課題に真っ向から挑戦していける能力を育んでいくことが、これからの教育に課せられています。単なる知識や技術の習得だけならば、有名な先生が行う授業を動画で配信して学べばいいし、共通したわからないところはAIが丁寧に説明してくれる、そんな時代が近いうちに訪れるのではないでしょうか。しかし、自ら課題を発見し、情報の収集・整理・分析、協働により自分の考えをまとめて発表する力は、困難に打ち勝てる力はAIでもできないことだろうと思います。だからこそ私たちはいち早く「探究コース」を新設し、このような課題に挑戦していこうと考えています。30年度から本校が目指す教育改革の中心は「探究総合」の授業。すでに30年度の前半のシラバスは完成しました。具体的には、①A4の紙2枚を与えて3階から生卵を落とした時に割れない方法、②次の紙幣の肖像画は誰になるか、をテーマに考えています。その他にも、③次の元号の研究等もあっていいかもしれません。生徒の協力も得て、11月22日(水)には「探究総合」の研究授業を実施し、校内研修会も進めていきます。

さらに、国際感覚を養い、グローバルな人材の育成も大事な課題です。30年度の3学期に3か月の短期留学をカナダで実施します。ホームステイをしながら、現地の高校に通い、国際感覚を養います。留学に参加した生徒はこの期間に日本では味わえない多くのものを学んで来ますが、希望者対象なので、留学中に本校で学ぶはずだった教科の内容については必要に応じて帰国後補修等で補填をします。留学については来年1月に現地視察に行ってきます。

今年度に入ってから2校に、本校の授業改革を視察に来ていただきました。11月中旬にはもう1校、九州から視察に来ていただきます。まだまだ不充分な点は多々ありますが、本学園は進取の気性を持って、学習指導要領を先取りした教育を展開し、時代のニーズに応えられる改革を進めてまいります。

2017.10.07

学園祭に5900名

今年の来場者数は、保護者2748名、一般3160名の合計5908名でした。ご来場いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今年の学園祭のテーマは“響宴~私たちだけがつくれる最高の響き~”でした。漢字を間違えているのでは?と思われるかもしれませんが、その意味するところは「個々の生徒の熱意思いが響きとなり、その響きが1つになって共鳴すること」と「その思いが来場者への最高のおもてなし=饗宴になること」をかけたと聞いています。このテーマを考えてくれた生徒に私は感謝したいと思います。校長としては、学園祭がどうあってほしいか、という思いを共有できてきたかと思います。

企画は、中学1年・2年による合唱コンクール、中学3年の英語による修学旅行のプレゼンテーション、書道パフォーマンス、吹奏楽部コンサート、ダンスパラダイス、クイズ研究会天下一頭脳杯、Mr.レディーコンテストや卒業生によるROAD TO早慶、津軽三味線…等の校庭・体育館・小講堂を会場にした企画、各文化部の取り組みや各クラス・各クラブの模擬店等が行われました。まだまだ模擬店が多いと言われる方もいますが、教室だけ見ているとそう思われるかもしれません。しかし、今年は例年以上に生徒会や実行委員会が中心になって、生徒が生き生きと取り組めたのではないでしょうか。飲食店は昨年以上に衛生管理を徹底できていましたし、担当した先生方も高く評価していました。

今年も日曜日には学園通りフェアが開催され、10時から東京電機大学前で開会式が行われました。今年で20回目を迎えましたが、区役所の方や地元の議員の方々、各学校の校長先生、地元商店会の代表、各町会の会長さん等参加される中、本学園理事長が挨拶し、高校生徒会長も挨拶させていただきました。本校はこのフェアに第2回から参加しています。

学園祭の最後を飾るのは後夜祭です。生徒のバンドも年々レベルが向上してきましたが、その最後を務めるのは先生方のバンド、名付けてsensation。今年は薄紫色のTシャツで、ベテランの先生から新任の先生までステージに上がり、先生と生徒の深い絆を結べたことと思います。

学園祭が終わって1週間後、今年は今週が前期期末考査でした。去年までは文化祭前に期末考査を実施してきましたが、夏休みが明けてから日が浅い時期に実施してきたために、思うような結果が得られない傾向にありました。充分な心構え・準備ができないうちに期末考査に臨まざるを得なかったのかもしれません。そこで今年は、変則的ではありますが、今回の日程にしました。結果がどう出てくるかは成績会議を待ちたいと思います。期末考査の翌日が終業式で、成績資料は後期になってから渡します。

来週から後期が始まります。“実りの秋”は、私たちの実りももたらしてくれると思います。

 夏休みも終わり生徒は元気に登校してきています。夏休み中は柔道高校総体が郡山で行われました。団体戦は初出場で個人戦も3階級出場できて、かつてない大会となりました。結果は団体戦が3回戦、60㎏級武岡君は3位、81㎏級の白石君と100㎏超級の山本君はともに5位という成績を収めました。また、9月7日に入ってきたニュースでは、嘉納治五郎記念ウラジオストク日露ジュニア交流柔道大会において、60㎏級で上領君が優勝、卒業生の島田君も73㎏級で優勝しています。

 先生方は8月25日から出勤で、26日の高校オープンキャンパス、30日・31日の校内研修会を実施し、9月1日を迎えています。26日のオープンキャンパスには大勢の受験生や保護者の方においでいただきありがとうございました。これまでの説明会で出された質問等についてはホームページに質問内容と回答を掲示したいと思っています。

 校内研修会は、①ストレスチェック、②特別な支援を必要とする生徒・保護者への対応、③授業報告会、④探究授業視察会報告と大変盛沢山でした。

 特に②では、本校カウンセラーから特別支援教育ガイドラインの作成についての提案があり、学校全体が組織的に支援体制を整え共通した対応が求められていることが強調されました。今回は保護者対応の一環として、発達障害の診断があり、保護者からも申し出があった場合について、ワークシートをもとに3人一組で教師役・保護者役・その判定者に分かれてロールプレイを実践しました。若い先生方もベテランの先生方も一緒になって真剣にロールプレイを実践している姿はなんともさわやかでした。これまでも校内の特別支援委員会は定期的に開催してきましたが、支援体制を一層しっかりしたものにしていきたいと思います。こうした取り組みが特別な支援を必要としない生徒たちの指導にも大いに役立つものと確信しています。

 また③では、昨年に引き続いて5教科からタブレットを使って、ICT機器活用の実践例やアクティブ・ラーニング型の授業展開等々が報告されました。全員の先生の取り組みを動画で流す教科もあれば特定の何人かを載せて、取り組んでいる重点を報告する教科もありました。昨年はいろいろ問題点も指摘されましたが、まだまだ課題はあっても今年は順調に進んでいるように感じます。

 さらに④では、すでに7月に報告させていただきましたが、「探究総合」授業プロジェクトチームを6月に発足させ、京都市立堀川高校、富山県立富山高校、福島県立福島高校に視察に行った時の報告会です。事前にお願いの電話をさせていただいた時、校長先生から「お宅の学校のホームページ見させてもらった。いいんじゃないの。ウェルカムだよ。」と言われ、心強く思ったものでした。視察結果の報告は、「あまりの違いに言葉を失った」と表現されていたように、その実践や生徒観・教育観の違いに驚嘆したことと思います。学んできたものを今後どう生かしていくか、まさに探究コースが求める精神に則り、これから具現していこうと思います。

7月31日まで講習だった本校も、いよいよ本格的な夏休みに入りました。この期間に中学1年は8月3日まで志賀高原で林間学校を実施し、ひとまわり大きくなって帰ってきたことと思います。海外語学研修は7月27日からイギリスのラグビースクールで実施されていますが、8月10日に帰国予定です。無事に帰って来てくれることを願っています。部活動は一斉に練習試合や合宿が入ってきます。柔道部は中学生が、関東大会・全国大会、高校生がインターハイに出場します。特に今年は高校生が初の3階級で個人戦出場・団体初出場で、それぞれ水戸・郡山で開催されます。活躍が楽しみです。
先月は7月26日~28日の日程で校長研修会に行ってきました。すでに4回目の参加なので、存じ上げている方もいらっしゃれば初めての方もいて、和やかな雰囲気の中でしっかりと研修も行い、交流も深めてきました。研修内容は多岐にわたりましたが、講演「これからの私学に求められるキャリア教育のあり方」は、とてもわかりやすく、もう一度本校の取り組みを見直していく必要があると感じました。また、東京私学協会の副会長だけで行ったパネルディスカッション「私学の進化~教育改革の動向を見据え、これからの私学教育を考える~」は、もっと時間の許す時間帯にやって欲しかったというのが正直なところです。「続きは秋の全国私学教育研究集会で」と言われましたが、開催場所は道後温泉なので、そう簡単に行くわけにもいかず、残念な思いがしました。それでもそれぞれの副会長が語る内容は、本校が今取り組んでいる学校改革・授業改革そのもので、意を強くして9月から頑張れる勇気をもらったように思います。各先生方に感謝したいと思います。
今月は21日から勉強合宿、25日から一斉出勤日で、26日の高校オープンキャンパス、31日中学の新テストへと準備を進めていきます。たまたまこの期間にパソコンのリプレイスが行われます。校外の方にはご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご了承ください。25日からは先生方ほぼ全員が、これまでのデスクトップ型+タブレットで設備が充実されていきます。9月からはその効果が授業に出てくるものと期待しています。
7月20日の生徒集会でも言いましたように、生徒達の元気な姿にまた会えることを楽しみにしています。