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校長ブログ

2017.10.07

学園祭に5900名

今年の来場者数は、保護者2748名、一般3160名の合計5908名でした。ご来場いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今年の学園祭のテーマは“響宴~私たちだけがつくれる最高の響き~”でした。漢字を間違えているのでは?と思われるかもしれませんが、その意味するところは「個々の生徒の熱意思いが響きとなり、その響きが1つになって共鳴すること」と「その思いが来場者への最高のおもてなし=饗宴になること」をかけたと聞いています。このテーマを考えてくれた生徒に私は感謝したいと思います。校長としては、学園祭がどうあってほしいか、という思いを共有できてきたかと思います。

企画は、中学1年・2年による合唱コンクール、中学3年の英語による修学旅行のプレゼンテーション、書道パフォーマンス、吹奏楽部コンサート、ダンスパラダイス、クイズ研究会天下一頭脳杯、Mr.レディーコンテストや卒業生によるROAD TO早慶、津軽三味線…等の校庭・体育館・小講堂を会場にした企画、各文化部の取り組みや各クラス・各クラブの模擬店等が行われました。まだまだ模擬店が多いと言われる方もいますが、教室だけ見ているとそう思われるかもしれません。しかし、今年は例年以上に生徒会や実行委員会が中心になって、生徒が生き生きと取り組めたのではないでしょうか。飲食店は昨年以上に衛生管理を徹底できていましたし、担当した先生方も高く評価していました。

今年も日曜日には学園通りフェアが開催され、10時から東京電機大学前で開会式が行われました。今年で20回目を迎えましたが、区役所の方や地元の議員の方々、各学校の校長先生、地元商店会の代表、各町会の会長さん等参加される中、本学園理事長が挨拶し、高校生徒会長も挨拶させていただきました。本校はこのフェアに第2回から参加しています。

学園祭の最後を飾るのは後夜祭です。生徒のバンドも年々レベルが向上してきましたが、その最後を務めるのは先生方のバンド、名付けてsensation。今年は薄紫色のTシャツで、ベテランの先生から新任の先生までステージに上がり、先生と生徒の深い絆を結べたことと思います。

学園祭が終わって1週間後、今年は今週が前期期末考査でした。去年までは文化祭前に期末考査を実施してきましたが、夏休みが明けてから日が浅い時期に実施してきたために、思うような結果が得られない傾向にありました。充分な心構え・準備ができないうちに期末考査に臨まざるを得なかったのかもしれません。そこで今年は、変則的ではありますが、今回の日程にしました。結果がどう出てくるかは成績会議を待ちたいと思います。期末考査の翌日が終業式で、成績資料は後期になってから渡します。

来週から後期が始まります。“実りの秋”は、私たちの実りももたらしてくれると思います。

 夏休みも終わり生徒は元気に登校してきています。夏休み中は柔道高校総体が郡山で行われました。団体戦は初出場で個人戦も3階級出場できて、かつてない大会となりました。結果は団体戦が3回戦、60㎏級武岡君は3位、81㎏級の白石君と100㎏超級の山本君はともに5位という成績を収めました。また、9月7日に入ってきたニュースでは、嘉納治五郎記念ウラジオストク日露ジュニア交流柔道大会において、60㎏級で上領君が優勝、卒業生の島田君も73㎏級で優勝しています。

 先生方は8月25日から出勤で、26日の高校オープンキャンパス、30日・31日の校内研修会を実施し、9月1日を迎えています。26日のオープンキャンパスには大勢の受験生や保護者の方においでいただきありがとうございました。これまでの説明会で出された質問等についてはホームページに質問内容と回答を掲示したいと思っています。

 校内研修会は、①ストレスチェック、②特別な支援を必要とする生徒・保護者への対応、③授業報告会、④探究授業視察会報告と大変盛沢山でした。

 特に②では、本校カウンセラーから特別支援教育ガイドラインの作成についての提案があり、学校全体が組織的に支援体制を整え共通した対応が求められていることが強調されました。今回は保護者対応の一環として、発達障害の診断があり、保護者からも申し出があった場合について、ワークシートをもとに3人一組で教師役・保護者役・その判定者に分かれてロールプレイを実践しました。若い先生方もベテランの先生方も一緒になって真剣にロールプレイを実践している姿はなんともさわやかでした。これまでも校内の特別支援委員会は定期的に開催してきましたが、支援体制を一層しっかりしたものにしていきたいと思います。こうした取り組みが特別な支援を必要としない生徒たちの指導にも大いに役立つものと確信しています。

 また③では、昨年に引き続いて5教科からタブレットを使って、ICT機器活用の実践例やアクティブ・ラーニング型の授業展開等々が報告されました。全員の先生の取り組みを動画で流す教科もあれば特定の何人かを載せて、取り組んでいる重点を報告する教科もありました。昨年はいろいろ問題点も指摘されましたが、まだまだ課題はあっても今年は順調に進んでいるように感じます。

 さらに④では、すでに7月に報告させていただきましたが、「探究総合」授業プロジェクトチームを6月に発足させ、京都市立堀川高校、富山県立富山高校、福島県立福島高校に視察に行った時の報告会です。事前にお願いの電話をさせていただいた時、校長先生から「お宅の学校のホームページ見させてもらった。いいんじゃないの。ウェルカムだよ。」と言われ、心強く思ったものでした。視察結果の報告は、「あまりの違いに言葉を失った」と表現されていたように、その実践や生徒観・教育観の違いに驚嘆したことと思います。学んできたものを今後どう生かしていくか、まさに探究コースが求める精神に則り、これから具現していこうと思います。

7月31日まで講習だった本校も、いよいよ本格的な夏休みに入りました。この期間に中学1年は8月3日まで志賀高原で林間学校を実施し、ひとまわり大きくなって帰ってきたことと思います。海外語学研修は7月27日からイギリスのラグビースクールで実施されていますが、8月10日に帰国予定です。無事に帰って来てくれることを願っています。部活動は一斉に練習試合や合宿が入ってきます。柔道部は中学生が、関東大会・全国大会、高校生がインターハイに出場します。特に今年は高校生が初の3階級で個人戦出場・団体初出場で、それぞれ水戸・郡山で開催されます。活躍が楽しみです。
先月は7月26日~28日の日程で校長研修会に行ってきました。すでに4回目の参加なので、存じ上げている方もいらっしゃれば初めての方もいて、和やかな雰囲気の中でしっかりと研修も行い、交流も深めてきました。研修内容は多岐にわたりましたが、講演「これからの私学に求められるキャリア教育のあり方」は、とてもわかりやすく、もう一度本校の取り組みを見直していく必要があると感じました。また、東京私学協会の副会長だけで行ったパネルディスカッション「私学の進化~教育改革の動向を見据え、これからの私学教育を考える~」は、もっと時間の許す時間帯にやって欲しかったというのが正直なところです。「続きは秋の全国私学教育研究集会で」と言われましたが、開催場所は道後温泉なので、そう簡単に行くわけにもいかず、残念な思いがしました。それでもそれぞれの副会長が語る内容は、本校が今取り組んでいる学校改革・授業改革そのもので、意を強くして9月から頑張れる勇気をもらったように思います。各先生方に感謝したいと思います。
今月は21日から勉強合宿、25日から一斉出勤日で、26日の高校オープンキャンパス、31日中学の新テストへと準備を進めていきます。たまたまこの期間にパソコンのリプレイスが行われます。校外の方にはご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご了承ください。25日からは先生方ほぼ全員が、これまでのデスクトップ型+タブレットで設備が充実されていきます。9月からはその効果が授業に出てくるものと期待しています。
7月20日の生徒集会でも言いましたように、生徒達の元気な姿にまた会えることを楽しみにしています。

30年度から始まる探究総合の授業を準備するために、本校プロジェクトチームのメンバーが京都市立堀川高校、富山県立富山高校、福島県立福島高校の3校を訪問させていただきました。それぞれの学校の先生方にはご多忙中にもかかわらず、丁寧に対応していただき、ありがとうございました。本校の教員に感想を聞くと、大変衝撃を受けたようで、それぞれの学校の教育実践・生徒観に感動して帰ってきました。今後探究授業の企画・実施にどう生かされてくるか楽しみです。

7月1日(土)に、法務省が主唱している「社会を明るくする運動」の一環として、本校保護者を対象に講演会を開きました。今年で4年目を迎えたこの会は、地元保護司の方々の協力を得て、PTA会長にも呼びかけ人になっていただいて開催しています。今年は講師に千住警察署生活安全課少年第一係統括係長の古屋寛氏、演題は「足立区内における少年の検挙・補導状況と被害防止対策について」でした。地元の少年犯罪の状況や最近の少年犯罪の特徴が理解できたことや、地元保護司の方々との協力関係ができて、本校が少しでもお役にたてればと願っています。

今週は3日(月)から3日間、校内で「ごみ減量運動」を展開しています。本校生活指導係が中心になり、①美化意識の向上、②環境問題へ主体的なかかわりをはかるために取り組んでいます。昨年とは取り組み方を変え、今年は3日間という短期間を繰り返すことにより、集中して効果を上げたいと考えています。各教室のごみ箱を封鎖して、各自がコンビニ袋を用意して自宅から持ってきた物等、自分で出したごみを持ち帰ることにしています。取り組みを通じて生徒の意識改革ができればと願っています。

5日(水)には千住消防署主催の自衛消防隊の訓練審査会があります。紺地にオレンジ色の刺繍で校名を入れた足立学園のユニフォームで参加します。千住消防署管内では3つしかない「優良防火対象物」の認定を受けている本校としては、事前の練習もしっかり取り組んで参加していますが、地元事業所の強豪チームも大勢参加してきます。

6月29日(木)に本校理科教諭の原先生がJICAの海外青年協力隊としてラオスへ出発。現地で先生になろうとする人たちのために化学を教えます。原先生は、いつか私に言ったことがあります。「グローバル教育と言ってもイメージがつかめない。グローバルな感覚を養うならば自ら海外で生活しなければ…。」そう思っている時にJICAの広告が目に入ってきたそうです。今後は「チャンスがあれば現地の子どもたちとの交流の場を作りたい」とも言ってましたが、兎にも角にも私は、「無事で帰ってきてください」と祈るばかりです。

新年度が始まって2ヶ月が経ちました。本学園では前期中間考査が終わりました。すでに中学のオープンキャンパスや高校説明会も実施していますが、今年は大学入試改革に合わせた授業改革等をどう進めていくのか、どのような人材を育てていくのかが大きく問われてくることになると思います。

本学園は文理科を設置して30年が過ぎました。この30年間を振り返るとき、その果たしてきた役割の大きさとともに、時代のニーズにマッチしているか否かも検討してきました。その結果、30年度からは普通科だけにして、探究・文理・総合の3つのコースを設置することにしました(東京都へ認可申請中)。本学園は入学時の学力はそれほどでなくても卒業時には優秀な成績で卒業していく生徒が少なくありません。そうした生徒達には学科で分けるよりコース制の方がチャンスを広げていくことと思います。

主体的に学ぶ姿勢、学んだ知識を活用してさらに調べ学習や協働学習に取り組み、論理的に自分の考えをまとめあげる力、そして発表できる力を育んでいきたいと思います。さらには留学等も活用しながら幅広い教養と国際的な視野に立てる人材の育成に努めていきます。こうして本学園がこれまで追い続けてきた生徒像は、知性も感性も備えた「品格あるたくましい男子の育成」として成長していきます。

本学園創立時の初代理事長は、東京大学医学部を卒業された地元の開業医で、上杉米沢藩の側医を務めた医家七代目に当たる方でした。初代校長は地元在住で東京大学法学部を卒業され大審院長(現最高裁判所長官)を務められた方でした。私たちは学園創立期のお二人の高き志に思いを馳せながら、学校改革を進めていきます。

幸い昨年まで中学2年・3年でICT教育に取り組みながら学園全体で授業改革に取り組んできた実績を私たちは持っています。今年は高校1年生の教室・特別教室で電子黒板を設置し、改革はさらに進んでいくことになります。学校行事でも改革を進めています。高校1年で、中入生は喜多方市で農作業・農泊体験、高入生は震災講話と芋煮を含む飯盒炊爨、五色沼のトレッキングで仲間づくり。肌で感じたこと、その後の調べ学習でわかったことを合わせて小論文にまとめ上げ、発表の場を設けます。カリキュラム検討も大詰めの段階で、予定している「探究総合」の授業もプロジェクトチームを立ち上げ、京都・富山・福島の高校を視察に行きます。