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令和6年度3学期始業式校長講話

2025年1月8日 新着情報, 校長ブログ

令和7年 新年あけましておめでとうございます。
皆さん新たな気持ちで新年を迎えたことと思います。

2学期の終業式でもお伝えしたように、反省は行動に変えてこそ意味があります。今日の行動こそが明日を変え、3学期の終業式に思うことを変えるでしょう。そして、さらにその先の景色を変えてくれるということです。10年後に振り返ったときに、自分の歩むべき道が「この道より我を生かす道なし」と信念をもって進んで行けるように「今」の行動を改め、歩んで行くことが大切です。そのためには、「気力」を高めることです。一歩を踏み出す時に気力がなければ、体は動きません。年齢に関係なく、気力さえあれば何とでもなります。「気力」をもって一日一日を大切に挑戦していきましょう。

人間は兎角、自分が自分がと考えがちです。若い時はとくにその傾向があるようです。私自身もそのような傾向がありましたが、色々な壁にぶつかっていくうちに、「やはり世の中は人で成り立っているんだな、私もたくさんの人に支えられて今があるんだな」と思うようになりました。
一人では何もできません。つまり、人生で一番大切なものは人であり、人の想いがあってこそ物事は動いていきます。人を大切にし、感謝の気持ちをもち、思いやりをもつことが「志」となるということです。料理の道を目指す人は、その料理で人に幸せをもたらすように、スポーツの道を目指す人は、自分のプレーが人に勇気を与えられるように、また、専門的な学問を習得してより高みを目指して人々に幸せをもたらすことができるようになるために、「今」を改善し3学期をスタートさせていきましょう。

3学期にはチェコ共和国から1名の生徒がターム留学生として来校します。本校がオーストラリアでお世話になっているように、国は異なりますが、暖かく迎えてお互いの向上に役立ててください。

高校3年生の皆さん、自分が努力してきたことを信じて、全力を出し切ってチャレンジしてください。きっと良い結果となることを信じていますが、結果もさることながら、果敢に挑戦することに大きな価値があります。
皆さんの健闘を心から祈っています。

令和7年1月8日
校長 井上 実