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南アフリカ在住の反田広人さん(2009年3月卒業)からメッセージが届きました。

反田さんは2015年に大学院を卒業後、豊田通商株式会社に入社し、アフリカ向け自動車ビジネスに従事しています。
2018年より南アフリカ共和国に出向し、現在も現地で暮らしています。

「南アでは3月25日より、生活必需品の購入以外、原則外出禁止となっております。
ロックダウンが1ヶ月を過ぎ、南ア政府はロックダウンを5段階に分類した警戒レベルを発表しました。
5月1日から警戒レベル4へと引き下げる発表したことにより、一部のサービス(フードデリバリー等)が追加で受けられるようになりました。
しかし、ロックダウンレベル1または2まで引き下がらない限り、渡航者は、陸路・空路・海路とも南アの出入国が出来ない状況です(チャーター機手配は除く)。

表は、5月10日現在の南アのステータスで、1日1万人以上PCR検査を実施しており、現在34万人以上の国民が検査を受けたことを表しています。
ただ、週ごとの感染人数にかなり差があることからも見受けられるように、国民の所得レベルや教育レベルによって大きく状況が異なります。
人のいない写真はロックダウンが適切に導入されている様子ですが、他の写真は別の地域のものです。

私の場合は家族と会社と協議し、南アに残る事を決め、現在は在宅勤務を継続しています。
直近は、各アフリカ諸国にあるトヨタ代理店をリモートでサポートできるようにクラウド型、e-learningシステムの開発を推進しています。
今の足立学園のように、Microsoft社のプラットホームを駆使しながら、リモートでも学業が継続出来るのと同様、アフリカのスタッフが出来る限り不便なく自己研磨出来るように、早急に準備して行きたいと思っております。

生徒の皆さんも先々の不確定要素が多く、不安な思いもあるかと思いますが、自分を見つめる良い時間と捉え、ポジティブに乗り越えていってほしいと思います。
普段出来ない事にトライする良い機会なので。
応援しています。」

反田さん、ありがとうございます!

※海が背景の写真は、ケープタウンの喜望峰で撮影されたもの(新型コロナ騒動が起きる前)です。