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令和4年度 修了式 校長講話

2023年3月27日 校長ブログ

本日で令和4年度の全課程を修了する訳ですが、この1年間、自分自身にとってどのような1年間だったでしょうか。様々体験、経験があったことだと思います。
上手くいったこと、或いは失敗してしまったこと、人との出会いや別れ、その一つ一つに意味があり、現在の自分をつくっています。そして、過去の反省から未来を見据えていくことが大切です。自分が将来、どう在りたいのか、どうあるべきなのかということは、そう簡単に見いだせるものではありません。まだ、見つけられないのであれば、今この瞬間を大切にし、日々の努力を積み重ねることが大切です。未来が見えないから頑張れないのではなく、未来が見えたときに、最大限の力を発揮できるように今できることに、全力を尽くしていくことが重要です。そうすることで、必ず自分軸が構成され、何事にも動じない精神が養われてくるはずです。次の学年に進むにあたり、この1年間をしっかりと振り返り、改善していきましょう。

新型コロナウイルスもいまだに終息していません。今後は、どの様に防いでいくかを各自に任されるステージに移行していきます。今までに培った感染対策を、自己防衛としてより徹底していくことが大切です。第5類への移行が発表されていますが、軽視してよいという意味ではありません。新学期において様々な変化があると思いますが、決して油断することのないように適応してください。

この新型コロナウイルス感染症は3年前、突然私達の世界に入り込み、世界の価値観を変え、社会の大転換を起こしました。そして今、同じ地球上で天災ではなく人間同士が武力衝突し、平和の根幹を破壊しています。このような不透明な未来において、皆さんには、新たな世界を創造し、未来の守護神となることが求められています。「人は何故学ぶのか」の問いに対する答えは、一人一人異なるでしょう。来年度に向けて、未来の守護神となるべく、目標に向かって努力していきましょう。

先日のWBCから、多くの感動をいただきました。お互いの意地を押し通すために武力紛争を繰り広げている一方では、自分も相手も尊重・リスペクトし、お互いに全力で努力する姿勢は、誰の目にも美しく映るでしょう。そこには「なぜ努力するのか」のヒントがあるように思います。ステージの大きさは関係ありません。どんなに小さな貢献であろうとも、日本を、世界を変える要素となることを信じてください。
この1年をしっかりと振り返り、来年度にむけて新たなスタート切っていきましょう。

令和5年3月24日
足立学園中学校・高等学校 校長 井上  実