今回は、こちらの2名を紹介します。
神戸佑貴くん(2A)
「過疎化」がテーマです。
限界集落に若い人が住んでいるというケースがあります。
何故若い人が住んでいるのか、どういう生活をしているかなどを調べています。
島しょ部の限界集落にも注目しています。
そして限界集落でどのようにしたら楽しく快適に過ごせるのかということをまとめています。
担当の先生によると、神戸君はスマホを使って文献を調べたり、作文を書いたりしているので、
一見遊んでいるように見えなくもないですが、
調べていることは今後日本でどこでも起こり得る課題で、真剣に取り組んでいます。
丹下真樹君(2C)
ヴァーチャルリアリティ(VR)について調べています。
VRを頭にかぶって映像を流す装置のヘッドセットを学校で買ってもらおうと、
プレゼンテーションの練習中です。
ヘッドセットをかぶると、実際にそこにいるかのような体験ができます。
プレゼンテーションの内容はVRの有用性と可能性。
例えば救助活動での遠隔操作や手術のミーティング、老人ホームでの活用などが報告されました。
また、VRによってその場にいるような感じになる、コミュニケーションができる、
といった利点もあるそうです。
しかしまだそれほど普及していません。
今のところVRで体験できるのは聴覚と視覚だけだそうで、
触覚まで感じられるようにしたいというのが将来の目標です。
現在、興味を持っているのがクロスモーダル現象という視覚と聴覚、
嗅覚と味覚など異なる知覚が互いに感覚に影響を及ぼしあう現象で、
VRヘッドセットを使って、それを検証する実験を行いたいと思っています。
例えばジェットコースターの映像を見せながら風などを吹かせるなどがあります。
予想では、被験者に映像を見ながら風を送ると、
風の強さや向きが変わったと感じるのではないかと思います。
そこから動画と風との対応関係を導き出したいそうです。