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皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
新型コロナウイルスも終息の兆しがみえません。重症者数、死者数も増加傾向にあります。インフルエンザとの同時流行も起きています。今までの感染対策をしっかりと実践していくことが大切です。改めて、健康観察、検温、手指消毒、換気を徹底してください。
高校3年生は大学入試、高校2年生は修学旅行を控えています。入試や学校行事を計画通り実施するためには、皆さんの感染対策に対する意識を高めていく必要があります。趣旨を理解し、ご協力の程、お願いいたします。

年頭にあたり、皆さんはこの1年間に対する「想い」を掲げていることと思います。

「世の中のことは思うようにならない」私達は人生で起こる様々な出来事に対して、ついそんな風に諦めてしまうことがあります。しかしそれは、「思う通りにならないのが人生」と考えているから、その通りの結果を呼び寄せているだけのことで、その限りにおいては、思うようにならない人生も、実はその人が思った通りになっているということです。

多くの先人達が「人生はその人が考えた所産である」と述べているように、心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがありません。つまり、実現の射程内に呼び寄せることができるのは自分の心が求めたものだけであり、まず思わなければ、叶うはずのことも叶いません。言い換えれば、その人の心の持ち方や求めるものが、その人の人生を現実に形作っていくということです。
事を為そうと思ったら、まずこうありたい、こうあるべきだと思うこと。それも誰よりも強く、身が焦げるほどの熱意をもって、そうありたいと願望することが何より大切です。
その思いは、達成に向けての努力の質を高め、「できるはずがない」と言われても、「それでも自分は、何としてもやり遂げる」という信念を伴った「想い」へと成長していくはずです。そして、その思いを実現させるために、具体的な戦略・戦術を練り行動が変わってくるはずです。つまり「想いは必ず実現する」ということです。

人類は、幾多の困難と出会い、それを乗り越え自動車、飛行機を作り上げてきました。予測不能な未来を切り拓くために、どうしたら出来るのかを探し、突き詰めていくことが重要です。今こそ、「強い思い」をもって、その達成のために努力していくことが求められているのです。

3年生の皆さん、いよいよ大学入試本番をむかえます。自分の力を信じ、自信、自負心、自尊心、自己肯定感をもって、想いを実現させてください。
この1年間が充実した1年となるように、教職員、生徒一丸となって、日々を大切に過ごしていきましょう。

令和5年1月10日
校長 井上 実