新着情報

news

3月11日(月)、裁判所傍聴に行ってきました。
今回は中学1・3年生と高1生の抽選で選ばれた合計39名が参加しました。

傍聴した件は、薬物関係、道路交通法関係、詐欺・窃盗関係、大麻・麻薬取締関係の4種類でした。
どの裁判も現代社会において日常とすぐ隣り合わせの問題ばかりで、生徒全員が真剣な表情で被告人・弁護人・検察官・裁判官のやり取りに耳を傾けていました。

質疑応答の時間には、たくさんの質問があり、みんな積極的でした。

裁判官の方に「裁判員制度」についての説明や、職務内容を教えていただきました。
『人を裁くのが仕事ではなく、罪を犯した人の責任を考える。これが我々の仕事です』という言葉がとても印象に残りました。

その後は、裁判官席や被告人席など普段は入ることのできない場所で着席をさせてもらったり、生徒には法服まで試着させたりしていただきました。

とても貴重で有意義な時間になりました。
裁判所の皆様、ありがとうございました。

<生徒の感想より>
・裁判官や弁護士、検察官のやり取りを見ていてとても引き込まれ、興味深いやりとりでした。

・罪状を告げるだけではなく一人のためにどうしたら良かったのか、どうしたらもう一度することがないのかなどを一緒に考えていたと感じました。今回の傍聴で罪の責任や法律のことを少し学べたと思いました。

・法廷内外でさまざまな感情が交錯する様子を感じ、深く感銘を受けました。裁判所や法律制度は、社会の安定と公正を守るために欠かせない存在であることを改めて認識しました。また、裁判員制度についても裁判官の方から説明を受け、法の重要性や公正な社会の実現について学びました。こうした社会の実現のためには、私たちがより司法に興味関心をもつべきだと考えました。

・生で見ていると緊張感が伝わってきました。被告人が意外とどこにでもいるような普通の人で、大麻を所持していたにも関わらず落ち着いていることに驚きました。裁判員制度については、法律に対する知識がある程度無ければ難しいのだと思っていましたが、そんなこともなく18歳以上になれば僕でもできるということを知り興味がわきました。裁判傍聴という体験が出来て多くの学びがあり、先生方には感謝の念が絶えません。ありがとうございました。

・検察官や裁判官の雰囲気に圧倒されました。

・人生で初めて裁判を生で見て、とても素敵な経験になりました。被告人がもう少し抵抗するのかなと思っていたのですが、ちゃんと罪を認めていたので、驚きました。

・被告人になってしまったら自分の周りの人たちにショックを与えてしまうと思うので犯罪だけはしないようにしないといけないと思いました。

・最初は漫画や映画と違って法廷が思ったより狭く驚きました。裁判長も丁寧に進行してくれてとてもわかりやすかったです。また、裁判以外にも手錠をかけるところを見られたり、法服を着られたり他にも様々な貴重な体験が出来てとても満足できました

・裁判所の中は独特な緊張感があり、裁判所は人の一生が決まる大切な場所なんだと改めて肌で感じました。
裁判官や検察官、弁護士は被告人が今後過ちを起こさない様にすることを1番に思いながら裁判をしていると私は感じました。