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本校生徒13名の有志は、

5月26日(金)に文京学院大学医療技術学部・樋口佳教授のもとへ訪問させていただきました。

 

 

健康な人体の構造・機能である基礎医学を研究されている樋口教授から、

人は何かとの差を認識しながら生きていること、

健康であるニュートラルな状態をしっかり理解していれば、

問題発生時に対応できることの2点が説明された後、

人体の構造に関する講義が始まりました。

教授の講義は、比較と例示が非常に示唆に富んでおり、

生物の基礎知識をこれから習得する学年の生徒でも十分に理解できる内容でした。

講義のあとは、人体標本を使った具体的な実習に入り、

講義で得た考え方と知識が最大限に生かされる時間となりました。

大変貴重な時間をご提供いただきました樋口教授に、心より御礼申し上げます。

 

 

以下は、参加した生徒のコメントです。

 

この講義では、人体の構造や組織、臓器の機能について詳しく学ぶ機会を得ました。

講義の最初には、標本や模型を通じて身体の基本的な構造を学びました。

実際に手に取って観察することで、筋肉、骨格、臓器などがどのように配置され、

連携して動作するのかをより具体的に理解することができました。

標本は、リアルな再現性を持ち、臓器や組織の微細な部分まで視覚的に理解することができました。

その中で特に印象に残っているのが、浅胸筋と深胸筋のように、

対となって違う働きをする筋肉が存在することを知ったことです。

講義では、骨格系や筋肉系、循環系、呼吸系、消化系など、

身体の各システムについて詳細に学びました。

各システムの構造と機能がどのように関連しており、

どのように協調して働いているのかを理解することで、

人間の身体がいかに複雑で統合された存在であるかを実感しました。

また、標本や模型を通じて、疾患や障害と身体の構造の関連性についても学びました。

例えば、心臓病や呼吸器疾患の標本を見ることで、病気がどのように臓器や組織に影響を与え、

健康に影響していくのか理解することができました。

これは、将来的に医療分野に進む可能性がある私にとって、特に重要な知識となりました。

この講義を通じて、人間の身体の複雑さと美しさに深い感銘を受けました。

実際の標本や模型を通じて、身体の構造と機能について直感的に理解することができました。

各部位の詳細な観察や解説を通じて、人体のシステムがいかに統合されたものであるかを実感しました。

また、疾患や障害と身体の構造の関連性について学ぶことで、医療分野への興味や理解が深まりました。