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7月19日(火)、芸術鑑賞会を実施しました。
今年度は、国立劇場のご協力で、第102回歌舞伎鑑賞教室に参加し、「歌舞伎のみかた」を受講後、新歌舞伎十八番の内『紅葉狩』を鑑賞しました。

中村萬太郎さんによる「歌舞伎のみかた」は、大変わかりやすく、歌舞伎に興味を持つきかっけとなるお話を伺うことができました。
鬼滅の刃のテーマ曲「紅蓮華」から始まった時には驚きましたが、生徒たちは鬼退治の話を連想しやすく、おかげで、「紅葉狩」を充分に楽しむことができたのではないでしょうか。

平安時代の武将・平維茂による鬼女退治の伝説を描く能の「紅葉狩」を題材にした内容です。
「三方掛合」と呼ばれる「常磐津(ときわづ)」「竹本(たけもと)(義太夫ぎだゆう)」「長唄(ながうた)」という三種類の音楽が代わる代わる演奏される珍しい大がかりな演出も素晴らしかったです。

今回の鑑賞会をきっかけに、歌舞伎に興味を持つ生徒が増えるといいです。

解説の中村萬太郎さん、尾上 緑さん、平維茂役の尾上松緑さん、更科姫実は戸隠山の鬼女役の中村梅枝さんをはじめ、松竹の皆様、国立劇場の皆様、ありがとうございました。