世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」に挑戦していた冒険家の白石康次郎さんが、2月11日に無事にゴールしました。
白石さんのゴールは、アジア人初となる快挙とのことで、誠におめでとうございます。
「ヴァンデ・グローブ」は、4年に1度行われますが、単独で無寄港、無補給で行われるため、世界で最も過酷と呼ばれるヨットレースです。過去には死者も出ていて、生きて帰って来られるかわからないとまで言われています。
4年前はマストが折れ、無念の途中棄権となった白石さんですが、今回は、11月8日に出発した後、メインセールを大きく破損するトラブルに見舞われましたが、セールを修復して復帰し、見事に完走を果たしました。8艇がトラブルによりリタイアとなっています。
白石さんの記録は、94日21時間32分56秒。33艇中16位です。
白石さんには、足立学園のPTA講演会で講演をしていただいたご縁があります。
「大丈夫ですよ、お母さん!」
と、男子の発育に心配している保護者に向けての力強いメッセージをいただきました。
自分の目標に向かって、失敗を乗り越えてチャレンジを続けていらっしゃる白石さんのメッセージは、実に説得力のあるものでした。
今回のご成功は非常に感慨深いものがあります。
失敗を恐れずチャレンジしていく生徒を育成している足立学園にとって、白石さんの活動は生徒のお手本です。
白石さん、本当におめでとうございます。
そして、約3か月の挑戦、誠にお疲れ様でした。
今後の活動も応援しています!