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卒業生の片山士駿さん(2013年3月卒)は、フルート奏者として活躍しています。ニューヨークにお住まいでしたが、現在は新型コロナウイルスの影響で帰国しています。

片山さんからのメッセージ
「皆さんこんにちは。平成24年度卒業生の片山士駿です。卒業してから今日に至るまで、すっかりと遠い記憶の物に感じておりましたが、思いがけず寄稿という形で再び足立学園に帰って来る事が出来、嬉しく思います。
在学中は決して成績の良い方ではなかった僕(寧ろ悪い方でした。)が、エラソーに現役の皆さんに向けて文章なんて書かせて貰っていいのだろうか、という念は拭いきれませんが、少しだけ、綴らせて頂きます。

さて、昨年からの新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックで、これまで当たり前だった生活が、ガラリと一変してしまいました。
授業や部活動等に於いて、皆さんも以前のような学園生活とは違う状況下で過ごさなくてはならなくなってしまったのではないかと思うと、胸が痛みます。
僕も昨年までは、大学院で修士過程を進めていた為ニューヨークに住んでおりました。それまで対岸の火事だったウイルスが、ニューヨーク州で爆発的な猛威を振るい始めたのが3月半ば。日本の状況と同じく、授業は勿論、結局卒業式までもがリモートで行われてしまいました。ニューヨーク市がロックダウンする前夜、慌てて飛行機のチケットを取って帰国したものの、熱りは一向に冷める気配も無く、遂には年が明けてしまったのです。本来ならばまだニューヨークにいる筈だったものが、ウイルスが為に人生設計を大きく狂わされた様な心持ちでした。これは僕だけに限らず、皆さんも、そして世界中の人達も同じ様に、困惑と、行き場の無い悔恨の念に駆られている事と思います。
然しながら、無論そんな中でも時間は変わらず経過します。いつ迄も只々現状に落胆している訳にもいきません。今出来る事を、出来る限りで続けていく努力は惜しみたくないものです。
また、今の不安定な状況下で、この先の進路について悩まれる皆さんも決して少なくない事と思います。これだ!と言う結論を、今迄以上に導き出すのが難しくなっているのにも違い無いでしょう。でもそんな時は、先生方が皆さんの相談に親身に乗ってくれる筈です。高校3年生の時分、クラスメイトが一般の大学への進路希望を出す中、僕は独り音楽大学への進学を希望しました。周りとのギャップに戸惑いもあり、暫しその事を同級生に揶揄された事もありましたが、そんな僕の意向さえも尊重し、卒業までサポートして下さった先生方には、今でも感謝しています。
そうして当時背中を押して頂けたおかげで、僕は今フルート奏者として、都内のジャズクラブを中心に演奏活動が出来る様になりました。
実は今回この様な機会を頂けたのも、「ジャズ」がきっかけでご縁が繋がったものでした。在校生の皆さんが成人される頃には、きっとこのパンデミックも終息している事でしょうから、その時には是非ジャズクラブで生の音楽を体験しに来て下さい。

最後になりますが、2度の緊急事態宣言発令を受け、残念ながらこの先も油断の出来ない日々が続く事が予想されます。生活に制限もある中ではありますが、今しかないご学友との時間、学園で過ごす毎日を、どうぞ大切にして下さい。
皆さんのこれからを応援しています!」

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