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3月26・27日、宮城県南三陸町での復興応援研修に、学園役員と教職員87名が参加しました。

26日は、南三陸ホテル観洋で震災講話を伺いました。

講師の伊藤 俊さんは、ホテルのスタッフですが、防災士の資格を取得し、全国で講演を行っています。

ホテル観洋は、女将の阿部憲子さんの指揮の下、2011年3月11日の東日本大震災発生当日とその後の二次避難所として地元の方々とのコミュニティを作って地域に貢献したホテルです。

伊藤さんの

「自分の命は自分で守る

そしてそれが愛する人を守る」という言葉が印象的でした。
27日は、震災復興ガイド&講師の佐藤善司さんによる語り部ツアーに参加し、被災地見学を行いました。

佐藤さんは町役場職員だった方で、定年退職を2ヶ月繰り上げて離職したため、防災庁舎での難を逃れたそうです。

我々へは804回目のガイドとのことです。

「震災から学んだ荷物にならない大切な持ち物―避難する勇気・生きるんだという強い信念・あきらめないという高い目標」を熱く語ってくださいました。

見学場所は、330人の命を救った高野会館と、今はコミュニティセンターとなっている戸倉中学校です。どちらも津波到達の表示があり、津波の高さがものすごかったことを語り継いでいます。

モアイ像があるのは、1960年のチリ地震の津波で、南三陸の41名が亡くなり、鎮魂のためにチリから贈られたためです。

東日本大震災で流されたましたが、それを集めたものが残っています。

チリ地震の教訓で、学校は高台に建てられ、戸倉中学校もそのおかげで残りましたが、津波到達のマーキングを見て、驚きを隠せない私たちでした。

最後は石巻の自由散策を行いましたが、至るところに津波襲来の石碑や、マーキングがありました。
元気いちばで、微力ですが現地に元気を与えるお手伝いをしました。

私たちにできることは、震災の被害を風化させないことだということも学びました。

ホテルの皆様、ガイドの方々、関係者の方々、貴重なお話をありがとうございました。

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