校長ブログ

principal

30年度から始まる探究総合の授業を準備するために、本校プロジェクトチームのメンバーが京都市立堀川高校、富山県立富山高校、福島県立福島高校の3校を訪問させていただきました。それぞれの学校の先生方にはご多忙中にもかかわらず、丁寧に対応していただき、ありがとうございました。本校の教員に感想を聞くと、大変衝撃を受けたようで、それぞれの学校の教育実践・生徒観に感動して帰ってきました。今後探究授業の企画・実施にどう生かされてくるか楽しみです。

7月1日(土)に、法務省が主唱している「社会を明るくする運動」の一環として、本校保護者を対象に講演会を開きました。今年で4年目を迎えたこの会は、地元保護司の方々の協力を得て、PTA会長にも呼びかけ人になっていただいて開催しています。今年は講師に千住警察署生活安全課少年第一係統括係長の古屋寛氏、演題は「足立区内における少年の検挙・補導状況と被害防止対策について」でした。地元の少年犯罪の状況や最近の少年犯罪の特徴が理解できたことや、地元保護司の方々との協力関係ができて、本校が少しでもお役にたてればと願っています。

今週は3日(月)から3日間、校内で「ごみ減量運動」を展開しています。本校生活指導係が中心になり、①美化意識の向上、②環境問題へ主体的なかかわりをはかるために取り組んでいます。昨年とは取り組み方を変え、今年は3日間という短期間を繰り返すことにより、集中して効果を上げたいと考えています。各教室のごみ箱を封鎖して、各自がコンビニ袋を用意して自宅から持ってきた物等、自分で出したごみを持ち帰ることにしています。取り組みを通じて生徒の意識改革ができればと願っています。

5日(水)には千住消防署主催の自衛消防隊の訓練審査会があります。紺地にオレンジ色の刺繍で校名を入れた足立学園のユニフォームで参加します。千住消防署管内では3つしかない「優良防火対象物」の認定を受けている本校としては、事前の練習もしっかり取り組んで参加していますが、地元事業所の強豪チームも大勢参加してきます。

6月29日(木)に本校理科教諭の原先生がJICAの海外青年協力隊としてラオスへ出発。現地で先生になろうとする人たちのために化学を教えます。原先生は、いつか私に言ったことがあります。「グローバル教育と言ってもイメージがつかめない。グローバルな感覚を養うならば自ら海外で生活しなければ…。」そう思っている時にJICAの広告が目に入ってきたそうです。今後は「チャンスがあれば現地の子どもたちとの交流の場を作りたい」とも言ってましたが、兎にも角にも私は、「無事で帰ってきてください」と祈るばかりです。