校長ブログ

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あけましておめでとうございます。

清々しい新年をお迎えのことと思います。今年1年が皆さんの希望の年になるよう心よりお祈りいたします。

さて、受験生はいよいよ正念場を迎えます。一生懸命勉強すること、悔いの残らないよう準備することは 言うまでもないことですが、健康管理は大丈夫でしょうか?意外と無茶をしてしまい、インフルエンザをはじめとする感染症に罹患して力を発 揮できずに終わってしまうこともないとは限りません。本校の「ほけんだより」にもあるように手洗い・うがい・睡眠・栄養等に気を配ることを忘れないでください。自分の健康をコントロールすることも受験の大事な要素です。本校を受験する小学生の皆さんについてはお母さん方が気を付けていることと思います。それでもインフルエンザに罹患したら試験当日に受付でお申し出ください。できる限りの対応はさせていただきます。

さて、昨年は私にとってかつてないほどいろいろなことがありました。1月14日の皇居正殿「松の間」で開かれた「歌会始」に、東京の私学代表として参加させていただき、大変貴重な経験をさせていただきました。これをスタートに、締めくくりは四谷大塚の月刊誌Dream Navi 2月号(12/18発 行)に「人気中学校 校長先生インタビュー」と題して記事を載せていただきました。インタビューされるままに小学生の頃からの思い出を語ってしまい、それをきれいにまとめていただきました。改めて自分の人生を振り返るとき、人との出会いに恵まれていたことに気づかされます。その恩人たちのご恩に報いるためにも、今は私の周りにいる生徒たちに何ができるか模索しています。

そして今年、授業改革はさらに高校段階まで広げていきます。「品格あるたくましい男子の育成」も人格形成の課題を実践していきます。1月8日に行われる本校主催の「成人を祝う会」に300人 を超える(76%)卒業生が戻ってきますが、これからも本校を卒業していく生徒が一生涯つきあえる友達をつくれて、頼れる母 校・頼れる恩師になれるようさらに精進してまいります。

最後に、皆さんに今年幸多かれと祈りつつ、万葉集の中から大伴家持の歌を送ります。

新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事

吉事(良いこと)が積み重なっていく年でありますように…。