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新年を迎えて

新年、明けましておめでとうございます。本年が皆様方にとって、良い年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
誰もが自分の目標に向かって、順風満帆に進んで行けるように願っていることと思います。しかしながら「志」を達成するには、相当な困難に出会い、それを乗り越えていかなければなりません。中国唐代の名僧趙州にその弟子が「大困難に遭遇したらどうすれば良いのですか」と尋ねたところ、その答えは一言「恰好」つまり「よしきた!」であったそうです。困難や試練に遭遇した時、大多数の人達は動揺してしまうでしょう。しかし「よしきた」と受け止めれば、その後の展開も変わってきます。
本校の生徒全員が今年、訪れる困難や試練を「恰好」と受け止め、大変な思いを乗り越え、大きく変わる、言い換えれば大きく成長する一年となることを心より祈っております。
私たち教職員も教育改革が進む令和の時代に、生徒と共に学び進化していかなければなりません。共に大変な思いを乗り越え、大きく変わる一年にしていきましょう。
最後に本校の三年生が、大学受験に向けて、自尊心(自分は尊い)・自負心(これだけのことをやった)・自信(やればできる)・自己肯定感(自分は必要な存在だ)を備え、大変な思いを自分が大きく変わる好機と考え「恰好」の精神をもって、果敢に挑戦してもらいたいと願っています。成功を信じています。

本気・本腰・本物

本気で取り組めば、自ずと本腰が入る。本腰を入れて取り組み続ければ、何時しか本物となる。

令和2年1月1日
校長 井上 実