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本学園は、昭和4年に堀内亮一先生をはじめとする地域の有志の方々により、この地域の子弟に人材育成の場をという理念のもとに設立されました。その建学の精神は今もなお、脈々と受け継がれています。

この間、時代の変化の中で幾多の困難に直面しましたが、その都度歴代の理事長・校長をはじめ、学園役員・教職員が一丸となって乗り越え、飛躍を遂げてきました。今日に至るまで建学の精神「質実剛健・有為敢闘」のもと、志の高い3万有余名の卒業生を輩出しています。

また、本学園の経営母体である法人役員は、初鹿野理事長をはじめとする卒業生と北村元校長で構成され、後輩たちの育成にご尽力を賜っています。この経営の形は、私学においては非常に稀であり、誇りとすべき形態であると言えます。

11年前に完成したした校舎はいまだに明るく、凛とした状態を維持し、その学び舎に1404名の生徒が通学し、「困難を自分の力で切り拓く力」を修得すべく努力しています。
次の10年を思うと、シンギュラリティ時代に向けて、人間ならではの能力を高めていくことが必須となるでしょう。それは「志」を育み、自分が社会にどのような貢献を成せるのか、世のため人のために何を成し遂げるべきなのかを探究する力を身につけることです。

この90周年を機に、激変するであろう次のステージを担う者として、輝かしい伝統の基にさらなる発展を誓う機会としたいと思っています。

令和元年5月4日
校長 井上 実