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5月には元号も平成から令和へと変わります。センター試験も今年度をもって変更となり、高大接続も大きく変わろうとしており、本校としても今年、創立90周年を迎えます。まさに時代の転換期を迎えることになります。そこで重要となるのは、時代に振り回されるのではなく、この機に乗じて未来を切り拓いていこうとする能動的な姿勢ではないでしょうか。この試練を自分に与えられた、成長のためのハードルと受け止めて、果敢に挑戦していくことが求められているのだと思います。

今日は日頃より伝えている「志(ゆめ)なき者に成功なし」の「志」についてお話したいと思います。志とは「世のため人のために何かを成し遂げたい」という気高い想いです。決して自分本位の個人の幸せを求めるためのものではありません。もちろん、自分が幸せでなければ人の幸せに貢献することなどできません。つまり、「自分を大切に、人を大切に、自分に厳しく、人に温かく」を心底にもち、皆が力を合わせて自信・誇り・気概をもって前進することから始まります。心の時代といわれ、豊かな物質の恵まれた社会の中で、今こそ物の大切さを感じる感性、良い事・悪い事を正しく判断できる力を身に着け、いつでもどこでもどんな時にも、自分で考え自らの力で歩んでいく「主役」となって歩んで行って下さい。

「今やらずにいつできる、お前がやらずに誰がやる」

1年間、挑戦と継続の精神で頑張っていきましょう。

                         平成31年4月6日

校長 井上 実