毎年行われているデートDVについて、今回は高校2年生を対象に行いました。
昨年も講師をしてくださったNPO法人レジリエンスの西山さつき先生をお招きして、デートDVだけでなく暴力とは、ハラスメントとはというお話をしていただきました。
高校1年生の時に「デートDV」についてお話を頂き、今回はさらに掘り下げて「他者との境界線について」や「本当の同意なのか」など、性暴力だけでなく幅広いシーンで考えなければならないテーマでお話しいただきました。
中でも印象的だったのは、「インターネットの書き込みなどでは、面と向かって言えないことはネット上にも書かない方がいい。いずれ後悔することになる」「他者との境界線は流動的であいまい。だからこそ相手の真意をきちんと汲まなければならない」「性犯罪だけは、なぜか被害者が責められてしまう。責められるべきは犯罪を犯した犯人である。責めてしまうことで被害者が傷つく」というお話でした。
大学生になってから、この他者との境界線がうまく認識できず、トラブルにつながって退学などになり、その先の進路が思い描いたものと違ってしまう人がいるといいます。
高校2年生の今だからこそ、きちんと考えてほしいなと思います。
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