校長ブログ

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今年の来場者数は、保護者2748名、一般3160名の合計5908名でした。ご来場いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今年の学園祭のテーマは“響宴~私たちだけがつくれる最高の響き~”でした。漢字を間違えているのでは?と思われるかもしれませんが、その意味するところは「個々の生徒の熱意思いが響きとなり、その響きが1つになって共鳴すること」と「その思いが来場者への最高のおもてなし=饗宴になること」をかけたと聞いています。このテーマを考えてくれた生徒に私は感謝したいと思います。校長としては、学園祭がどうあってほしいか、という思いを共有できてきたかと思います。

企画は、中学1年・2年による合唱コンクール、中学3年の英語による修学旅行のプレゼンテーション、書道パフォーマンス、吹奏楽部コンサート、ダンスパラダイス、クイズ研究会天下一頭脳杯、Mr.レディーコンテストや卒業生によるROAD TO早慶、津軽三味線…等の校庭・体育館・小講堂を会場にした企画、各文化部の取り組みや各クラス・各クラブの模擬店等が行われました。まだまだ模擬店が多いと言われる方もいますが、教室だけ見ているとそう思われるかもしれません。しかし、今年は例年以上に生徒会や実行委員会が中心になって、生徒が生き生きと取り組めたのではないでしょうか。飲食店は昨年以上に衛生管理を徹底できていましたし、担当した先生方も高く評価していました。

今年も日曜日には学園通りフェアが開催され、10時から東京電機大学前で開会式が行われました。今年で20回目を迎えましたが、区役所の方や地元の議員の方々、各学校の校長先生、地元商店会の代表、各町会の会長さん等参加される中、本学園理事長が挨拶し、高校生徒会長も挨拶させていただきました。本校はこのフェアに第2回から参加しています。

学園祭の最後を飾るのは後夜祭です。生徒のバンドも年々レベルが向上してきましたが、その最後を務めるのは先生方のバンド、名付けてsensation。今年は薄紫色のTシャツで、ベテランの先生から新任の先生までステージに上がり、先生と生徒の深い絆を結べたことと思います。

学園祭が終わって1週間後、今年は今週が前期期末考査でした。去年までは文化祭前に期末考査を実施してきましたが、夏休みが明けてから日が浅い時期に実施してきたために、思うような結果が得られない傾向にありました。充分な心構え・準備ができないうちに期末考査に臨まざるを得なかったのかもしれません。そこで今年は、変則的ではありますが、今回の日程にしました。結果がどう出てくるかは成績会議を待ちたいと思います。期末考査の翌日が終業式で、成績資料は後期になってから渡します。

来週から後期が始まります。“実りの秋”は、私たちの実りももたらしてくれると思います。